cosmeclipは2020/11/30(月)を持ちましてサイト内の記事更新が終了となります。詳細はこちらをご確認ください。

2019.04.04

【保湿ケア】にはセラミド化粧品が必須!【セラミド】の正体を教えちゃいます♪

ayame
ライター:
ayame
季節の変わり目は肌の乾燥が加速しがち。乾燥はあらゆる肌トラブルの原因なので、一年を通して適した保湿ケアが欠かせません!そこで注目したいのが、保湿の要といわれる「セラミド」。今回は、セラミドの正体はもちろん、セラミド配合商品の正しい選び方についてもお話しします!

保湿に注目するなら意識したい『セラミド』!

ヒアルロン酸にコラーゲン、グリセリン……。保湿成分にもいろいろなものがありますが、その中でもセラミドは最も優秀な成分と言っていいでしょう。刺激が少なく保湿に働きかける力も高いため、トラブル肌の人はもちろん、そうじゃない人でも安心して使えることから、多くの化粧品に使用されています。

もしあなたが保湿力の高い化粧品を探しているなら、セラミド配合の化粧品を選べばほぼ間違いなし。肌がゆらぎやすい時期はもちろん、エアコンによる乾燥が加速する真夏や真冬に向けて、セラミド化粧品で予防的にしっかりケアしておくことがおすすめです!

保湿の要といわれるセラミドの正体とは?

気になるのは、セラミドがどういう成分で、肌にどう働きかけるかですよね。ここではセラミドの正体とその役割をわかりやすく説明します。

セラミドは皮膚の構成成分のひとつ!

上の図は私たちの肌の構造をわかりやすく表したものです。顆粒層~基底層にある四角は表皮細胞で、角質層にある楕円形のものは表皮細胞が角質細胞に変化したものですね。そして、角質細胞の間には細胞間脂質という油分が存在しています。

セラミドとは、この細胞間脂質の1種のことです。(細胞間脂質の主な成分はセラミドなので、以降は細胞間脂質=セラミドと考えてOKです)

上の図からわかるとおり、セラミドは水に馴染みやすい親水基と油分に馴染みやすい疎水基をあわせもち、水分をサンドイッチ状に挟み込むことができます。この性質により、角質層では油分と水分が何層にも重なり合っていて、しっかりと水分を保持することができるのです。これはラメラ構造と呼ばれていて、私たちの肌に水分を保持するための大事なシステムでもあります。

セラミドは肌の水分の80%を維持している!

肌の細胞(表皮細胞)は、表皮の一番底にある基底層でつくられます。基底層では次々に細胞がつくられているので、古い細胞はどんどん押し上げられ、やがて角質細胞へと変化。このときに細胞の中から放出される脂質こそが、細胞間脂質です。つまりセラミドは、細胞を新しく生み出す肌機能が正常でないと十分につくられないということですね。

細胞間脂質と角質細胞の関係は、よくセメントとレンガに例えられます。角質細胞というレンガをつないで支えているのが、セメントである細胞間脂質ですね。セメントが十分にないと、レンガはとても脆く、ちょっとした衝撃で崩れ去ってしまいます。

肌も同じで、細胞間脂質がたっぷりないと細胞と細胞の間がスカスカになってしまい、水分も蒸発し放題。角質細胞も変形して剥がれ落ちてしまうし、外部からの刺激にも敏感になってしまいます。

また、人の肌からセラミドを奪うと、約80%の水分が失われるとも言われています。裏を返せば、セラミドは肌の水分の80%を維持しているということ。肌の健康において、セラミドがどれだけ重要かをわかりやすく示している数字と言えるでしょう。

セラミドがなければどれだけ水分を送り込んでも無意味!

「保湿=肌に水分を届けること」と思っている人は少なくありません。実際、保湿を意識して化粧水をバシャバシャ使っている人も多いのでは?ですが、前述の通り、肌の水分を保持するのはセラミドであり、セラミドがなければどれだけ水分を肌に届けてもとどめておくことはできません。保湿において最優先なのは水分ではなく、脂質であるセラミド、つまり油分なのです!

そもそも、肌の水分は体の内側から常ににじみ出ているもの。人間の体は60~70%が水なので、その水源が枯れることはありません。乾燥=肌の水分が不足しているという考えは間違いで、実際水分はたっぷりあるのです。水分はあるけど、セラミドが足りないばかりにドンドン蒸発してしまう、それが乾燥肌というわけですね。言ってしまえば、化粧水は肌表面を塗らしているだけと言えるでしょう。

とはいえ、化粧水がまったくムダかというとそういうわけではありません。配合されている成分によっては美肌に効率的に働きかけてくれるし、一時的でも肌表面の乾燥を防ぐことができます。保湿のメイン選手ではありませんが、サポート選手であることには間違いないでしょう。

セラミド配合化粧品の選び方は?

保湿におけるセラミドの重要性がわかったところで、次はセラミド配合化粧品の選び方です。セラミドが配合されているかどうかは全成分表示を見ればほとんどわかるので、まずは全成分チェックを。それから、以下の2点も確認しましょう。

セラミド配合化粧品は化粧水より乳液・クリームがおすすめ

セラミド配合をうたっているアイテムはとてもたくさんありますが、おすすめなのは化粧水よりも乳液やクリームなどの油分ベースのアイテムです。というのも、化粧水は水ベースなので、油分であるセラミドをたくさん配合することはできません。なかにはセラミドが配合されている化粧水もありますが、配合量は極端に微量であり、ほとんどないのと同じです。

以上から、やはり油分を補給するなら油分ベースのアイテムが一番。乳液やクリームなら、セラミドを高濃度に配合することができます。べたつきを嫌って化粧水だけでスキンケアを終わらせてしまう人もいますが、それはNG。

肌の水分量をアップさせたいなら、セラミド配合の乳液やクリームは必須アイテムといえるでしょう!どうしても化粧水がいい!という場合は、テクスチャーに注目。サラサラした水っぽいものではなく、とろみのあるアイテムを選ぶのがベターです。

セラミドは数字のついたものを

セラミドと言われるものにもいろいろな種類があります。たとえば、天然セラミドとか、植物セラミド、浸透型セラミドなんていう言葉は化粧品売り場でよく目にするでしょう。けれども、これらは正しい表示名称ではありません。正しい成分名は全成分表示に記載してあるので、商品PRのポップやパッケージ表面の売り文句をそのまま信じないこと。そして、全成分表示に「セラミド2」「セラミド3」のように、数字がついたセラミドが記載されているものを選ぶのが正解です。

「セラミドS」みたいに数字のついていないものはいわゆる類似物質であり、本物のセラミドではないので要注意!(医薬部外品の場合は異なる表示名称になることもあります。たとえばセラミド3の場合、「N-ステアロイルフィトスフィンゴシン」と記載されます)

セラミドと類似の成分としては、セラミドと同じく細胞間脂質のスフィンゴ脂質類があります。また、水素添加大豆レシチンやステアリン酸コレステロールなどもセラミドと似たような作用を持っていますが、保湿力の面ではセラミドに劣る成分です。

保湿に注力するならセラミド配合の乳液をゲットしよう!

今回はセラミドの正体や役割、セラミド配合化粧品の選び方についてお話しました。保湿ケアには水分よりもセラミドのほうがずっと重要だということは伝わったでしょうか?セラミドは乾燥肌のケアはもちろん、予防にも最適です。あらゆる肌トラブルを避けるためにも、ぜひ積極的に取り入れてみてくださいね!

また、セラミドそのものを強化するアイテムもおすすめです。オルビスから発売された『オルビス ディフェンセラ』は体の内側からセラミドを強化できるので、気になる方はぜひお試しください。

『オルビス ディフェンセラ』についてもっと知りたい方はこちら。

(文:ayame/編:コスメクリップ編集部)

2019.04.04

ayame
この記事を書いた人
フリーライター/コスメコンシェルジュ ayame

元化粧品会社研究員で現在は主婦兼フリーライター。愛猫2匹とのリラックス時間が最大のスキンケア!北の大地から美容に役立つ情報をお届けします!