2019.08.06

化粧品の使用期限 一体いつ捨てるのが正しいの?

Biyouotaku
ライター:
Biyouotaku
化粧品はある程度の期間安全に使えるように作られているものですが、その「ある程度の期間」ってどのくらいかご存知ですか?開封前と開封後の違いは?今日はそんな化粧品の使用期限と化粧品を長く使うためのコツを紹介します。

基本的な使用期限は3年?

化粧品のパッケージのどこを見ても、食べ物のような期限の記載はほとんど目にしないと思います。なぜかというと、化粧品は3年間安定して使えるものに関して使用期限の記載の義務がないんです!

3年以内に使用期限が切れる場合には、パッケージに期限が書いてあるので、期限の記載があるものはその期限内で使い終わるようにしないといけませんが、ほとんどの化粧品は3年安定するように作られています。国ごとに微妙にルールは違いますが、大体の化粧品は約3年で使えなくなると覚えておきましょう。

開封未開封は使用期限に関係するの?

買ってからまだ使っていない化粧品と、すでに使い始めて半年の化粧品の期限は同じ3年なのでしょうか?実は違います。開封した化粧品は未開封のものよりも早くダメになってしまうので、開封後は早めに使い切る必要があります。

未開封で3年というのはいつから3年?

未開封で3年間使えるという事は、化粧品が製造された日から3年という意味です。なので、あなたがいつ購入したかではなく、実際に作られた日から3年という意味です。ですが、化粧品には製造年月日など書かれていないですよね?なので、はっきりいつが3年というのは簡単にはわからず、購入したらできるだけ早く開封して使い切った方がいいんです。

どうしても製造年月日が知りたい場合は、化粧品のどこかに会社ごとのコードが記載されています。このコードをメーカーに伝えればいつ製造された化粧品なのかがわかります。

外資系化粧品はオンラインで製造年月日が分かる!

アメリカには便利なサイトがあり、そのサイトでは外資系コスメの製造年月日を調べる事ができます!

サイト名: CHECKFRESH

こちらのCHECKFRESH(直訳:鮮度をみてみよう!)というサイトでは外資系コスメのブランドとバッチナンバー(パッケージに書かれている製造コード)を入力する事で簡単に製造年月日がわかります。英語ですが、使い方は簡単です。

使い方
  1. 画面左上にブランド名(Cosmetic brand)を選ぶドロップボックスがあるのでここからお持ちの化粧品ブランドを選びます。
  2. そのすぐ右のボックスに化粧品の箱または本体のパッケージのどこかに印字されている各会社ごとの製品コード(Batch Code)を入力します。
  3. 最後に右にある緑のチェックボタンを押します。

Checkボタンを押すと、このように化粧品の製造年月日(Production Date)を確認する事ができます。今回は試しの免税店で購入したシャネルの化粧品を入力してみました。2018年の3月に作られた商品である事がわかりました。

開封後は早く使い切らないといけない

日本では開封後の期限はわからない

日本の化粧品には開封後の使用期限の指示はありませんが、ほとんどの外資系の化粧品にはPAO(Period After Opening)マークと呼ばれる開封後の使用期限を教えてくれる親切なマークがついています。このマークを見てみると、容器の中に数字とMが記載されています。これは開封後24month=24ヶ月以内に使い切って下さい、という意味です。

PAOマークを調べてみた

手元にある化粧品のPAOマークを調べてみました!もちろんこの期限はメーカーによっても違いますので、参考までに紹介します。

  • 化粧水: 6ヶ月
  • 美容液: 18ヶ月
  • パウダー: 24ヶ月
  • クッションファンデ: 12ヶ月
  • 保湿クリームチューブ入り: 24ヶ月
  • リップステイン: 18ヶ月
  • マスカラ: 6ヶ月
  • アイシャドー: 18ヶ月
  • リキッドファンデーション: 12ヶ月
  • ハイライト: 12ヶ月
  • アイクリーム: 12ヶ月

アメリカ食品医薬品局FDAでも細かい開封後の規定はありませんが、利用者の安全を考えて次のような期間内に化粧品を使い切る事を勧めています。(引用:Shelf Life and Expiration Dating of Cosmetics

アメリカ食品医薬品局FDA推薦の化粧品の廃棄時期

  • 目の周りの化粧品: 3ヶ月以内
  • アンチエイジングクリーム: 6ヶ月以内
  • ビタミンC化粧品: 6ヶ月以内
  • クリーム状カラー化粧品: 9−12ヶ月
  • リップグロス: 9−12ヶ月
  • パウダー状化粧品: 12ヶ月
  • その他ほとんどの化粧品: 24ヶ月
  • 香りやテスチャーに変化がなく同じように使えるもの: 24ヶ月以上

引用:Chemists Corner

思ったよりも期間が短くてショックなものもあります。例えばマスカラは3ヶ月です。何千円もしたマスカラをまだ使えるのにたったの3ヶ月で捨てる勇気はなかなか出ませんよね。ですが、アイメイクは眼病の原因になる事があるので、定期的にフレッシュなものに買い替えたほうが安全なんです。

化粧品の使用期限のサイン

コスメは食べ物ほど顕著には腐りませんが、徐々に香り、色、テクスチャー、などが変化していきます。「あれ?今までこんな感じじゃなかったのに」と感じたら、それがその化粧品の劣化のサインです。悲しいですが、捨てる時期です。

化粧品を長持ちさせるコツ

高い化粧品をポンポンと捨てるのには勇気が必要です。もったいないので、できるだけ長く使えた方が嬉しいですよね。化粧品を長持ちさせるにはとにかく衛生面を気をつけながら使う事です。

  • ジャータイプは指ですくわない(付属してくるスパチュラを使う)
  • お友達と化粧品をシェアしない
  • スポンジやメイクブラシを綺麗なものを使うようにする
  • パウダーは直接ジャーにブラシを入れずに、ティッシュや手のひらに少量出して使うようにする
  • 汚い手で化粧品を触らない
  • スポンジなどは使い捨てを利用する
  • 化粧品を直射日光の当たるところに保存しない
  • 定期的にパッケージをアルコールなどで綺麗にする

少し面倒ではありますが、このようなコツを利用すれば化粧品を長く安全に使う事ができますよ!

まとめ

今回は化粧品の使用期限に関する色々なお話をしました。最終的に使用期限を見定めるのは使用者の方次第なので、ご自身で今回紹介した事を参考にしながら、安全に化粧品を使っていきましょう。

使用期限を気にする事で、肌トラブルの原因を減らす事ができるので、荒れたお肌に悩んでいる方は、一度使用コスメの使用期限を気にしてみて下さいね。

(文:Biyouotaku/編:コスメクリップ編集部)

2019.08.06

Biyouotaku
この記事を書いた人
メイクアップアーティスト Biyouotaku

海外在住。小さい頃から美容オタク。大好きな愛犬とゴロゴロするのが好きです。