2018.10.01

憧れの毛穴レス肌を手にいれる!毛穴対策に使って欲しいスキンケア

毛穴に詰まった汚れは落としづらく、放置したり間違ったケアをすると、どんどん悪化してしまいます。ここでは、汚れた毛穴をキレイにするための正しい方法をご紹介します。毛穴がなぜ広がるのを説明したうえで、複数ある毛穴のタイプごとに起こりやすい汚れや炎症の症状などを解説します。肌の状態に合わせた正しい洗顔の仕方や、美肌に良い習慣なども紹介します。
最近では、高額なコスメ商品はもちろん、手軽に購入できる化粧水など、多くのスキンケア商品に美白成分が配合されており、毛穴対策に使えます。こうした今話題のデパコスやプチプラも含めて、適切なコスメを選ぶためのポイントをお伝えします。

毛穴をしっかり隠して、きれいな女優肌になりたい!そんなツルツルのお肌を作るには、土台のスキンケアが大切になります。しかし、どうしても毛穴が目立ってしまうこともあるものです。

何をしても目立つ毛穴が憎い…

しっかり洗ったつもりなのに、気づくと鼻の黒ずみが目についてしまう。いろいろな方法を試したけれど、毛穴がちっともキレイに取れない。しかしスキンケア用のコスメや洗顔剤がたくさんあって、どれを選んで良いのかわからない。そんなお悩みをお持ちの方も多いでしょう。
そして、そんな毛穴が気になってゴシゴシ洗うけれど、なんだか鼻が真っ赤でヒリヒリしたり、気づくとひどい肌荒れになっていた、という経験もあるかもしれません。いくら洗顔をがんばっても、不適切なケアをしてしまうと症状がさらに悪化することもあるのです。酸化して固まった角栓や毛穴の奥に隠れた汚れは、適切なケアなくして取ることはできません。

毛穴の数は一生変わらない?

毛穴のブツブツが目立ってくると、なんだか毛穴が増えたような気がしてしまうかもしれません。しかし毛穴の数は、基本的に赤ちゃんでも大人でも変わりません。成長するにつれて増減するものではないのです。また、体の大きさも関係ありません。多少の個人差はありますが、小さな女性も、大きな男性も、赤ちゃんも、毛穴の数に大きな違いはありません。自分は毛穴の数が多いから汚れが目立つのでは?という心配はしないでください。

そもそもなぜ毛穴は開いてしまうのか

毛穴が開く仕組みをご存知ですか?一般に毛穴とは、毛が出てくる開口部のことを指し、毛漏斗部(もうろうとぶ)と呼びます。この部分にはメラニンが多く、生理的に黒ずみやすくなっています。角層も放置すると厚くなりやすく、皮脂が中に詰まりがちです。ニキビのように、白や黒の粒状に見えることもあります。
毛穴は閉じたり開いたりするものです。そのため、毛穴が開くことが問題なのではなく、閉じられなくなっていることに問題があります。毛穴は皮膚のくぼみになるので、古くなった角質や皮脂、化粧やホコリなどの汚れがたまります。それらにより、くぼみが開いたままになってしまうのです。

開いた毛穴は元に戻らないの?

開きっぱなしになった毛穴を元の状態に戻すには、たまった汚れを落とす必要があります。ただし、毛穴に詰まった汚れの約70%がタンパク質とされているため、通常の洗顔料ではそれらを落とすことができません。タンパク質を分解する酵素系の洗顔料を使って、ていねいにクレンジングや洗顔をすることが、毛穴詰まりが原因の毛穴開きには有効なのです。
現在、付加価値のある高機能なクレンジング剤や洗顔剤が多く販売されていますが、これらを区別せずに使っている方も多いのではないでしょうか。
クレンジングは、化粧品の油分を分解して落とすことを言います。古い角質など、毛穴に詰まったタンパク質の汚れは、こうしたクレンジングでは落とせません。先にクレンジングで化粧をしっかり落とし、それから洗顔で毛穴の汚れを落とします。

次に、毛穴の汚れをすっきり解消するクレンジングと洗顔のポイントを紹介します。

まず、以下の流れでクレンジングを行います。
1.指定の分量のクレンジング剤を、額、両ほお、鼻先、あごの5箇所に付けます。
2.指の腹で、肌をこすらず撫でるようにしてクレンジング剤と化粧をなじませます。
3.クレンジング剤を人肌以下のぬるま湯で十分にすすぎます。

クレンジングで化粧を落としたら、洗顔を行ないます。
1.毛穴を開くために、濡れたタオルを電子レンジで温めるなどして用意します。
2.顔にのせられる温度まで冷まして、2~3分ほど顔に乗せて肌を温めます。
3.洗顔料をTゾーン、Uゾーン、目元・口元の順に乗せて汚れを浮かし、すすぎます。

洗顔は、朝と夜の2回、行ないます。朝の洗顔は、寝ている時に分泌された皮脂や付着したホコリを洗い流すのが目的です。
日中は活動しているため、汗や皮脂もたくさん分泌され、ホコリや花粉といった外部からの汚れも付着します。夜は、それらの肌に負担となっている汚れをしっかりと落とす洗顔になります。顔に残った皮脂は酸化してしまうので、朝と夜のどちらも欠かさず、洗顔をするようにしましょう。

肌をいたわる洗顔を

頑固な汚れや、古くなって硬くなった角質など、しっかり洗えば汚れが落ちるはずと思って、ゴシゴシと肌を洗っていませんか?摩擦をかけた洗顔や、洗浄力の強すぎる洗顔料、熱いお湯などは、効果が出るどころか、肌をどんどん傷めてしまいます。特にゴシゴシこする洗顔は、潤い成分であるセラミドやアミノ酸まで奪ってしまうので、肌が大きなダメージを受けて老化が進んでしまいます。
肌にとってベストな状態とは、自分自身の角質層と皮脂がバリアとなって、皮膚の防衛機能がよく働いている状態です。もしあなたのお肌が、ちょっとした刺激でもピリピリしてしまうようなら、朝の洗顔はぬるま湯だけでも大丈夫です。良いケアとは常に肌をいたわることだと心がけましょう!

乳液などでしっかり保湿しよう

キレイな肌を目指していろんなスキンケアを試しているけど、いまいちキレイになっている感じがしない。それはもしかすると、ベースとしての保湿がしっかりとできていないからかもしれません。
つやつや、ぷるぷるの美肌になるためには、ベースとなる部分をしっかり作る必要があります。そのために、肌を保湿することがとても重要になってきます。「肌の保湿」は、肌のトラブルの対策や予防に、必ずと言っていいほど取り上げられるキーワードです。
そもそも保湿とは、肌の中の水分量が適切に保たれている状態のことを言います。肌の中の水分が保たれることで、肌の環境が整い、さまざまな肌のトラブルを防げるのです。乳液などを使って、しっかり保湿するように心がけましょう。

肌タイプにあった保湿方法を知ることが重要

保湿においては、自分の肌タイプを知っておくことが重要です。肌のタイプは、大きく分けると普通肌、乾燥肌、敏感肌、オイリー肌、ニキビ肌の、5タイプがあります。普通肌と呼ばれるタイプが健康な肌で、それ以外は改善の必要がある状態です。健康状態の普通肌を目指し、それぞれの肌のタイプに合った方法でしっかり保湿しましょう。

乾燥肌

水分量、皮脂の分泌量、角質の細胞間脂質などが少ないタイプの肌です。このタイプの場合は、洗顔やケアの際に肌を強くこすらないなど、できる限り肌に負担をかけないようにします。
洗顔後は、すぐに化粧水、美容液、乳液などを適量つけましょう。この時、量をつけすぎると肌のトラブルになる恐れがありますので、適量を守って使いましょう。乾燥がひどい時は、化粧水をコットンにたっぷりとつけて、パックをするのもおすすめです。また、こまめに室温を調整したり、過度なダイエットを控えたり、早寝早起きの習慣をもつことも、肌の保湿に有効です。
乾燥肌の方には、保湿効果の高いミルクタイプやクリームタイプのコスメが特にオススメです。

敏感肌

敏感肌は、肌のバリア機能が低下している状態です。そのため紫外線など、外部の刺激を受けやすくなっています。肌に使用するコスメは、刺激の少ないものを選ぶようにしましょう。
このタイプの場合、コットンすらも刺激になってしまいます。化粧水や乳液は、手のひらで優しくつけるようにしましょう。また、新しいスキンケアの商品を使う際には、必ずパッチテストを行って、自分の体質に合うかどうか試すようにしてください。最近では、オーガニックを押し出した商品も多くなっています。しかし、そういったものでも意外と刺激が強いものがあるので、成分や原料を良く確認してから使いましょう。

オイリー肌

皮脂の分泌が過剰になっている状態を、オイリー肌と言います。皮脂というと、じくじくと湿潤しているイメージがあるかもしれません。しかし、余分な皮脂は肌の水分量を奪ってしまいます。肌を守ろうとしてさらに余分な皮脂を分泌し、それがまた水分量を奪い…という悪循環に陥る場合もあります。ですからオイリー肌であっても、保湿は必ず必要となります。このタイプの場合は、できるだけサッパリした使い心地のスキンケア商品を選びましょう。

ニキビ肌

皮脂が毛穴に詰まり、炎症を起こした状態がニキビ肌です。このタイプではまず何よりも肌を清潔にすることが第一です。そして、保湿も大事です。顔を強くこすると、症状が悪化することがあるので気をつけましょう。洗顔後は、スキンケア化粧品などで保湿を欠かさないでください。
保湿のために乳液やクリームを過度に使うと、これらに含まれる脂肪分の作用でニキビを増やしてしまう危険があるので注意してください。クリーム類は、適切な量を守って使用しましょう。

保湿アイテムの乳液と保湿クリームの違い

保湿に欠かせない乳液とクリームですが、これらの違いを知らずに使用されている方もいるかもしれません。何が違うかというと、油溶性性分と水溶性成分の配合バランスです。
乳液は精製水やアルコールなど、水溶性の成分がクリームに比べて多く含まれており、油分と水分を同時に補うことができます。それに対してクリームは油分が多く含まれるため、肌を保護する効果があります。それぞれの特徴を知り、使い分けると効果的です。

あなたはどの毛穴のタイプ?

毛穴の詰まりかたには、いくつかのタイプがあります。原因が違えば毛穴の状態も異なり、ケアの方法も違ってきます。まずはあなたの毛穴の種類と原因を探ってみましょう。ここでは、4種類の毛穴詰まりの原因や症状を紹介します。

詰まり毛穴

毛穴の中で古いホコリや角栓が混ざり合ってできたものです。洗顔で取りきれなかった汚れが原因です。詰まった角栓や汚れが酸化して、黒ずみになります。うぶ毛が隠れて黒ずんでいることもあります。放置すると、角栓にフタをされた毛穴の内部が炎症を起こし、ニキビになることがあります。

メラニン毛穴

皮脂によって毛穴周辺に炎症が起ると、肌を守るためにメラニンがつくられます。一番の原因は日焼けですが、紫外線対策やターンオーバーがうまく機能していないと、メラニンがシミという形になって表れます。メラニン毛穴は汚れではなく色素の沈着なので、通常の洗浄では落とすことができません。
また、炎症性色素沈着もメラニン毛穴の原因の一つです。メガネがよく当たる場所など、刺激が加わり続ける場所で色素沈着が起こりやすくなります。これを放置すると細かなシミになることがあります。遠くからみると色ムラやくすみに見えることがあります。

炎症毛穴

炎症毛穴とは、細菌の侵入や、皮脂の過剰分泌によるニキビなどから炎症をおこしてしまった毛穴のことです。毛穴がポツポツと赤くなり、強い痒みを伴い、化粧品がしみるといった特徴があります。炎症毛穴は放置しておくと、シミや跡が残る危険がありますので、気づいたら早めの対応をすることが大切です。まずは毛穴の炎症の原因を知る必要があります。
また、アレルギーによる炎症もあります。毛穴付近の角質が摩擦などで傷ついてしまうことで、毛穴が外部からの刺激に敏感になるのが主な要因です。アレルギーによる毛穴の炎症が化膿にまで至ることは滅多にありませんが、強く爪などで掻いた時に細菌が入ることがあるので、毛穴に無理に刺激を与えないことが大事です。

たるみ毛穴

肌にはコラーゲン繊維があり、潤いやハリをもたらす役割を担っています。しかし、加齢、喫煙習慣、不規則な生活習慣などが原因で真皮のコラーゲン繊維が衰えると肌が劣化し、重力にも耐えられなくなります。すると横や斜めに肌が伸びるようになってしまい、それに伴い毛穴も変形して落ち込みます。これが「たるみ毛穴」です。主に表情の動きの少ない頬の筋肉の周辺に発生します。たるみ毛穴は重力で引っ張られるため、毛穴が縦長の涙形になるのが特徴です。
たるみを解決するには、衰えたコラーゲンや、過剰な皮脂の分泌を抑えてコラーゲンを増やす効果もあるビタミンCを外部から補給するのが効果的です。また、普段からの保湿やスキンケアをより一層ていねいにしたり、重力に負けないようにマッサージをして肌を持ち上げるも大切です。

生活習慣の見直しも有効

いくらスキンケアをしても不規則な生活習慣のままでは、どうしてもお肌にダメージを与えてしまいます。毛穴の悩みを解消したい方は、喫煙や夜更かしなど、習慣の改善も大切です。食事面も意識して、体の内側から美しい肌を目指しましょう。

脂っこい食事は控える

揚げ物やスイーツ、スナック菓子などを摂り過ぎると、血中脂肪や糖質によって皮脂の分泌が過剰になり、毛穴を押し広げて毛穴が目立つ原因になります。また過剰な皮脂は、皮膚の上で紫外線によって酸化するため、毛穴の開きをさらに回復しにくくしてしまいます。

積極的にビタミンを摂取する

塗っても飲んでも効果が期待できる美肌に良いビタミンの代表といえば、ビタミンCです。抗炎症作用や美白効果に加えて、皮脂分泌もコントロールするため、毛穴の改善に効果が期待できます。さらに、ビタミンCと併せてとると効果的なのが、皮膚や粘膜の健康を保ってくれるビタミンB群です。肌の水分と油分のバランスを調整し、お肌の新陳代謝を整える効果が期待できます。

ビタミンE

ビタミンEは、ナッツなどに多く含まれ、アンチエイジング(抗酸化)に効果的な成分として有名です。皮膚が紫外線の影響を受けると活性酸素が発生し、コラーゲンの繊維を傷つける酵素が生まれます。ビタミンEは、この活性酸素を減らしてくれるグルタチオンという物質を増やし、シワやたるみや毛穴のトラブルなど、肌の老化を防ぎます。

タンパク質

美肌のための習慣といえば野菜の摂取が有名ですが、良質なタンパク質も大切です。タンパク質は皮膚だけではなく、内臓なども含んだ全身の新陳代謝を支えています。白身魚、大豆、鶏肉、特にコラーゲンを豊富に含む手羽先などは美肌効果も高いため、積極的に食べると良いでしょう。

このように、美肌に効果的な栄養素はたくさんありますが、多くの種類の美肌成分を考えながら食事をするのは大変です。そこでオススメしたいのが、野菜や果物を丸ごと使ったスムージーです。生のままの野菜やフルーツが手軽に食べられ、酵素やビタミン類を効果的に摂取できます。ベリーや豆乳、キウイなど、お好みの食材でつくるドリンクは、おいしく飲めて美肌にも効果抜群です。

毛穴ケアアイテムはブランドではなく成分で選ぼう

毛穴ケアのアイテムはブランドではなく、症状に合った成分のものを選ぶようにしましょう。ここでは、毛穴ケアに有効な各種成分について解説します。

ビタミンC誘導体

ビタミンCは非常に高い抗酸化作用を持っていますが、空気に触れるとすぐに壊れたり、肌に付けても浸透しにくいという欠点があります。そこで分子構造の一部をリン酸やグルコースなどに置き換え、マグネシウムやナトリウムと結合させて安定化や浸透力を強化したものがビタミンC誘導体と言われるものです。
これによりビタミンCを化粧品などに安定配合できるようになったため、近年では様々な商品に使われるようになりました。ビタミンC誘導体には、水溶性と油溶性、両方の性質を持ったものがあり、化粧水や美容液などは水溶性、乳液やクリームなどには油溶性が使われます。また水溶性と油溶性の両方の性質を持ったものもあり、APPS(アプレシエ)と呼ばれます。
よく耳にする「進化型ビタミンC誘導体」や「高浸透型ビタミンC誘導体」はこのAPPSのことで、現在では様々な化粧品に配合されています。

ビタミンC誘導体はアブラ毛穴にも有効

ニキビは、アクネ菌といわれる肌の常在菌によって引き起こされます。ホルモンバランスの乱れや紫外線、脂っこい食べ物の過剰摂取などを続けると、肌(表皮)は厚くなります。そうして、本来排出されるはずの皮脂が上手く排出できなくなるのです。毛穴にたっぷりとたまってしまった皮脂は、アクネ菌によって酸化されます。その結果、活性酸素となって周囲の組織を攻撃するようになります。
ビタミンC誘導体は、過剰な皮脂分泌を抑制しアクネ菌によって作られる活性酸素も除去します。そのため、すでにできてしまったニキビやニキビ予防として効果を発揮するのです。また、詰まった毛穴のお手入れに、ピーリング作用のある化粧品を併用するとより効果があります。

シミにも効果抜群!

ビタミンC誘導体は、シミに対しても効果があります。シミは肌の中のメラニン色素によって発生します。しかしメラニン色素は、紫外線を吸収したり、摩擦による刺激から肌を守る役割があり、身体に不可欠な成分でもあります。そのため、美白したいからと言ってむやみにメラニンを排除してしまうと、肌にダメージを与える可能性もあるのです。
ビタミンC誘導体は、メラニンを作る酵素の働きを抑えながら、同時に肌にダメージを与える活性酸素も除去します。つまり、メラニンを減らしつつ紫外線などの刺激からも肌を守ってくれる、類まれな美白成分なのです。

セラミド

セラミドは、もともと体内に存在します。肌の角質層において、水分や油分をスポンジのように抱え込む役割をしている、「細胞間脂質」という物質のひとつになります。皮膚の角質細胞は何層にも重なっていますが、それらを接着しているようなイメージです。セラミドは細胞間脂質の約50%を占めるため、肌にうるおいを与える非常に重要な成分になります。

セラミドの保湿効果

セラミドは保湿ケア用の化粧水などに配合されることが多いので、保湿効果のある成分としてご存知の方も多いのではないでしょうか。しかし、セラミド自体に保水能力があるわけではありません。先ほども説明した通り、肌の角層は角質細胞と細胞間脂質で成り立っています。この細胞間脂質は、角質細胞の隙間を埋める役割をしており、水と脂質が交互に重なった地層状態のようになっています。これをラメラ構造と呼びますが、このラメラ構造によって、肌は水分を保持しているのです。
セラミドは、このラメラ構造を作る重要な成分です。ラメラ構造が整っていないと、肌の自己防衛能力が低下し、乾燥や肌あれなどさまざまなトラブルの原因となります。セラミドを補い、ラメラ構造を整えることで、肌のバリア機能が強化されます。肌の水分保持もできるので、保湿にも繋がります。

AHA

AHAは、アルファヒドロキシ酸の略で、フルーツやさとうきびなどから取れる酸の総称です。フルーツ類に多く含まれることから、フルーツ酸とも呼ばれています。角質を柔らかくしたり、古くなったものを除去する効果があるため、化粧品にも配合され、ピーリング剤として肌のケアに重宝されています。
フルーツ酸は、肌の内側にあるコラーゲンの育成を促進し、保湿力を補う効果もあります。肌に水分を閉じ込めることで、コシのあるしっとり肌が復活します。「酸」と聞くと、お肌にトラブルが発生しそうなイメージもありますが、フルーツ酸は名前の通り自然由来で、肌に優しく、トラブルも少ない成分です。
フルーツ酸は効用の多い美容成分ですが、中でも毛穴の汚れを優しく取り除き、滑らかな肌にしてくれるのが一番の魅力です。にきびや毛穴の黒い汚れ、肌荒れなどにも有効です。ニキビ跡のでこぼこをケアして、透明な肌を取り戻す作用があります。顔だけではなく、デコルテ部分のニキビにも有効ですし、背中や胸などに使っても問題ありません。
なお、角質を剥がす作用があるため、フルーツ酸を含むスキンケア用品を使うと皮がむけることもあるようです。これは新しい肌に生まれ変わるためのものですから、強引に剥がしたりせず、自然にはがれるのを待ちましょう。ターンオーバーが正常化され、肌のくすみがキレイになります。

タイプ別、毛穴に効くおすすめの化粧水

ここまで、さまざまな毛穴詰まりの原因と、それを改善する方法や成分を見てきました。しかし、いざコスメ商品を選ぶとなると、選択肢がたくさんあって迷ってしまうものです。
ここ最近、様々なカラーをお手ごろに揃えられ、「生メイク」でも注目を集めるプチプラコスメが人気になっています。一方、肌のことや周囲の目を考え、デパートで売っているちょっと値段が高めなコスメ(デパコス)を使うべきか、迷う方も多いでしょう。デパコスとプチプラコスメの違いについて、スキンケアの観点から解説します。

肌への負担

まず気になるのが、肌への負担ではないでしょうか。この点はデパコスとプチプラコスメで、大きな違いはありません。デパコスかプチプラコスメかに関わらず、オーガニックや無添加商品など、体に優しい成分で作られているものは、肌への負担が多少なりとも少なくはなります。ただ化粧品を使用する以上、どうしても肌への負担はかかってしまいますので、クレンジングやスキンケアをしっかりするようにしてください。
値段的には、安いプチプラの方が肌への負担が大きそうに思えるかもしれませんが、そんなこともありません。使用するコスメの成分をチェックし、ていねいなクレンジングやスキンケアを心がければ、肌はフォローできます。
ここからは、毛穴詰まりのタイプ別におすすめのコスメを紹介していきたいと思います。

詰まり毛穴

毛穴に角栓が詰まっている場合、化粧水ではケアができません。そんな詰まりタイプの毛穴には、角栓をキレイに溶かしてくれるFACCLマイルドクレンジングオイルがおすすめです。

FANCL マイルドクレンジングオイル

商品名:FANCL マイルドクレンジングオイル
容量:120ml(60回分)
参考価格:1836円(税込)

群を抜いた洗浄力と、うるおい保持を両立したクレンジングオイルです。メイクの汚れをしっかり落とす「するんとオフオイルα」を配合し、あっという間にサッパリ。クッション性も抜群で、肌に負担なく「なでるだけ」ですばやく洗い流せます。さらに角栓をきれいに落とす毛穴ケアの機能も加わりました。
角栓を溶かす力の高いオイルなので、毛穴に詰まった頑固な角栓や、たるみ毛穴や乾燥肌の毛穴に潜む角栓も溶かし出ます。界面活性剤や防腐剤などが完全無添加なのも、肌にうれしいところです。いつまでも触っていたくなる、ザラつきのない美しい肌を実現できます。
肌が本来のうるおいをしっかりキープするので、洗えば洗うほどにうるおいを実感できます。しっとり肌を維持することによって、乾燥による小ジワを目立たなくします(外部機関により実証済み)。

メラニン毛穴

メラニンによる毛穴は、汚れや黒ずみとは違います。この場合、紫外線の働きで活発になったメラニンの働きを抑えると共に、肌に必要な栄養を与えることが重要です。美白に有効な成分であるビタミンC誘導体、アルブチン、ハイドロキノンなどが入った化粧水や美容液を使いケアします。

美白有効成分配合、アスタリフト エッセンスインフィルト

商品名:アスタリフト エッセンスインフィルト
容量:60ml
参考価格:7000円(税込)

抗酸化力が強く、美肌効果のあるセリ科のハーブ、センテラアジアチカから抽出した成分を組み合わせた美白美容液です。そして、それらの成分を肌にしっかりと届けるため、世界最小クラス(2017年12月26日時点)となる、直径わずか20ナノメートルのユニットとして配合。さらにビタミンC誘導体を加えることで、高い浸透性を持たせています。
1年中いつでも心地よく使えるみずみずしい美容液は、保湿力もたっぷりで、肌に透明感とつややかな輝きを与えてくれます。

炎症毛穴

皮脂の過剰分泌によるニキビや細菌の感染などで炎症を起こした毛穴は、清潔な状態に保つことが重要です。

THREE トリートメントローション

商品名:THREE トリートメントローション
容量:125ml
参考価格:¥6,480(税込)

虚弱肌をターゲットにしており、年齢や性別を問わないオールマイティなローションです。温泉水がベースになっており低刺激、敏感肌の方でも安心して使えます。外部の刺激で弱ってしまった肌や、季節の変わり目、ホルモンバランスの乱れなどで不調になった時にもおすすめです。フレッシュな精油の香りで浸透も良く、もっちりした肌にしてくれます。またベタ付きがないので、花粉やPM2.5などの大気汚染に強いところもおすすめです。

たるみ毛穴

肌の老化にともなうたるみ毛穴には、何より肌年齢を若くして、ハリを取り戻すことが大切です。

ビーグレン QuSomeローション

商品名:ビーグレン QuSomeローション
容量:120ml
参考価格:¥5,400(税込)

朝の7時から夜の12時まで、1日まるごと17時間、肌にとどまり続けることを目指して開発されたエイジングケア化粧水です。しわ、シミ、毛穴、乾燥、ハリなどを改善し、健やかな美しい肌をつくり上げます。ポイントは、加齢で硬くなってしまった肌を柔らかく解きほぐしてくれることです。厳選した美容成分を超微小にすることで、角質層に長く留め、その後に使う美容液やクリームなどの効果も高めてくれます。

今回は、毛穴のトラブルとその解決方法についてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?毛穴の汚れには、外部からの汚れによるもの、過剰な皮脂の分泌によるもの、メラニンによるもの、敏感肌や炎症によるものなど、多くのタイプがあります。角質汚れは無理にこすらず、クレンジングや洗顔料でやさしく落としましょう。特に日中の汚れが付いている夜は、ていねいに洗う習慣が大切です。敏感肌の人は、朝はお湯のみの洗顔にするなど、肌の負担に気をつけてケアをしましょう。喫煙や過度のダイエットを避け、正しい生活リズムをつくることも美肌に有効です。肌に良いビタミンC誘導体や、フルーツ酸を上手に利用することで、肌のケアを助けることができます。そして化粧品を選ぶ時は、ブランドだけではなく、自分に肌に合ったものを選びましょう。

2018.10.01