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2019.05.17

嬉しい効果がたくさん!「ビタミンC誘導体」のすすめ

ayame
ライター:
ayame
美肌を作るのは毎日の地道なスキンケア。そのスキンケアの質を上げるために、「ビタミンC誘導体」を取り入れてみてはいかが?今回は美白有効成分「ビタミンC誘導体」について、その嬉しい効果をお話します。

ビタミンC誘導体とは?

美容と健康に欠かせない成分として名高いビタミンC。けれど、ビタミンCそのものは水溶性で、本来は脂溶性の肌に浸透しにくい成分です。そんな扱いにくいビタミンCを肌に浸透しやすく加工したのが、ビタミンC誘導体。リン酸基など特定の官能基をビタミンCにくっつけたもので、肌に入ると官能基が外れ、ただのビタミンCとして作用します。

ビタミンCそのものはサプリなどからも摂取できますが、肌のためにはビタミンC誘導体を活用し、直接その恩恵を受けた方が効率的!というわけで、次からはビタミンC誘導体に期待できる効果・作用を紹介していきます!

【ビタミンC誘導体の嬉しい作用その1】美白作用

すでにご存知の通り、シミやくすみ、そばかすなどの正体は、私たちの肌や髪、瞳に存在するメラニンという黒い色素。下の図は、メラニンができる仕組みをわかりやすく示したものです。

メラニンは「メラノサイト」というメラニン製造工場で作られます。肌に紫外線があたったりダメージが加わると、脳が「メラニンを作れ!」という指令を出し、それを受けてメラノサイト内のチロシナーゼという酵素が活性化。チロシンというアミノ酸をドーパ、ドーパをドーパキノンへと変化(酸化)させるのです。ドーパキノンはとても反応しやすい物質で、自動的に酸化し、メラニンになります。

ビタミンC誘導体は、このメラニン生成のシステムそのものに働きかけることができる美白有効成分なのです。ここではその具体的な作用を3つ紹介しましょう。

メラニンの生成抑制

ビタミンCにはチロシナーゼの活性を抑える作用があります。
つまり、メラニン生成のシステムそのものを、根本から阻害することができるわけですね。このことから、ビタミンC誘導体にはメラニンの生成そのものを抑制する作用を期待できます。

メラニンの排出促進

通常、メラニンはターンオーバーによって徐々に肌表面に押し上げられ、やがて垢として古い角質とともに排出されます。けれど、加齢や間違ったスキンケア、乱れた生活習慣によりターンオーバーが停滞すると、メラニンもそのまま肌に残存することに……。

ですが、ビタミンC誘導体にはターンオーバーを促進する効果も期待できます。これによりメラニンの排出を促し、シミやくすみを予防することができるのです。

メラニンの排出促進

先ほどの図で説明したとおり、メラニン生成は主に酸化反応によって進んでいきます。けれど、ビタミンCには強い還元作用があり、全く逆の反応を起こすことができるのです。すなわち、メラニンをドーパキノンへ、ドーパキノンをドーパへと変化させることができるということ!

結果、メラニンの黒い色を薄めることができるのです!
美白有効成分にもたくさんの種類がありますが、メラニンを還元することができるのはビタミンC誘導体だけ。シミや肌の黒ずみに悩んでいる人は、ぜひ普段のスキンケアにビタミンC誘導体を取り入れてみてくださいね。

【ビタミンC誘導体の嬉しい作用その2】コラーゲン生成サポート

ビタミンCはコラーゲンの生成に欠かせない成分であり、コラーゲン強化のサポートをする作用があるとされています。知っての通り、コラーゲンは肌のハリや弾力のもとになる大切な組織。しかし、加齢とともにコラーゲン生成能は衰えていくため、積極的に生成をサポートしなくてはなりません。

ちなみに、コラーゲンといえば化粧品の配合成分としても有名ですよね。でも化粧品に入っているコラーゲンが真皮まで届くことはなく、その配合目的は保湿。どれだけコラーゲン配合の化粧品を使っても、コラーゲン組織を強化することはできません。また、コラーゲン入りのサプリやドリンクも販売されていますが、消化の段階でアミノ酸に分解されてしまいます……。コラーゲンを作る材料にはなっても、コラーゲンを作る力を強化することはできないのです。

以上から、コラーゲンの強化には、化粧品によってコラーゲン生成をサポートする成分、すなわちビタミンC誘導体を積極的に活用するのが有効だと言えます。(※コラーゲンを強化する成分としては、ほかにレチノールやナイアシンなどもあります。)

【ビタミンC誘導体の嬉しい作用その3】抗酸化作用

美肌の敵としてここ数年で高い注目を集めているのが「活性酸素」。

活性酸素は紫外線やストレス、喫煙、過労など、さまざまな要因で大量発生し、体の細胞や組織を酸化させることでダメージを与え、老化を引き起こします。シミやシワなどのエイジングサインにも活性酸素が関わっていることは、もはや常識。そして、若々しく美しい肌を維持するためには『抗酸化』を意識することが大切なのも、美肌の新常識として定着しています。

そこで注目したいのがビタミンC誘導体!前述の通り、ビタミンCには高い還元力があり、これを言い換えると、優秀な抗酸化物質だということになります。人体に備わっている抗酸化力は年齢とともに衰えていくので、ビタミンC誘導体配合の化粧品の力を借りて、抗酸化力を補うのは賢い選択といえるでしょう!(もちろん、食品からの摂取も大切です!)

【ビタミンC誘導体の嬉しい作用その4】皮脂分泌コントロール作用

ビタミンC誘導体には、若干ではありますが皮脂の分泌を抑制する作用があります。これにより、毛穴の開きや詰まり、べたつきを改善する効果を期待できるでしょう。くわえて、抗炎症作用もあるので、赤らんだニキビ肌のケアにも期待できますね。

ただ、唯一の注意点としては、皮脂を抑制することで乾燥を促してしまうケースがあること。もともと乾燥肌気味の人がビタミンC誘導体をスキンケアに取り入れる場合、そのアイテムの保湿力もしっかりチェックしておきましょう!

まとめ

今回はビタミンC誘導体の嬉しい効果を4つ紹介しました。「まさに私の肌悩みにぴったり!」と思った方は、ぜひ今日からでもビタミンC誘導体をスキンケアに取り入れてみてください!

おすすめは、ビタミンC誘導体入り化粧水を使ったイオン導入。イオン導入は微弱電流によって肌のバリア機能を一時的に弱め、成分の浸透率をアップさせる手段です。

最近はお手頃価格なイオン導入器も増えているので、ビタミンC誘導体の効果を十分に得るためにも、ぜひ購入・実践してみてくださいね。

2019.05.17

ayame
この記事を書いた人
フリーライター/コスメコンシェルジュ ayame

元化粧品会社研究員で現在は主婦兼フリーライター。愛猫2匹とのリラックス時間が最大のスキンケア!北の大地から美容に役立つ情報をお届けします!