HOME > スキンケア > スキンケアの為の、化粧水の使用方法と選び方

スキンケアの為の、化粧水の使用方法と選び方

2018.11.22

女性は毎日のスキンケアに多くの時間を割くものですよね。毛穴のない白く輝く肌になるために、多くの情報を集めては試すの繰り返しです。でも、そろそろ本当に効果のあるスキンケアをしませんか?
今回は化粧水の正しい使い方と選び方について紹介します。自分の肌タイプと肌悩みをしっかり理解しておかないと、よかれと思ってやっていたスキンケアが実は逆効果だった!なんてことにもなりかねません。そのためには基本的な知識をおさらいすることも大切です。
化粧水はスキンケアの基本中の基本アイテムですが、その正しい使い方と選び方を知っている方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?こう聞かれると「なんとなく知っているつもりではいるけれど、正しい知識はないかも…」と、不安になる方が多いのではないでしょうか。効率よく早く結果を肌に出すために、まずは基本を知ることから始めましょう。
おすすめの化粧水も紹介していますので、あわせてチェックしてみてください。

美肌のためには化粧水を使用した毎日のお手入れが重要

スキンケアは、美肌のためには欠かすことのできない毎日のルーティンです。毎日使うものだからこそ、自分の肌悩みに合ったアイテムを効果的に使っていきたいものですよね。
そこで今回は、肌に潤いを補給する化粧水にスポットを当ててみたいと思います。意外と知らない効果的な使い方などもあわせて紹介していきます。

化粧水の効果を最大限発揮するスキンケアの方法

化粧水と言えば、肌に潤いを与える重要なスキンケアアイテムです。しかし、正しい使い方ができていないために肌の潤いが不足して肌トラブルを招いてしまっているケースも多くあります。では、正しく効果的に化粧水を使うためにはどんなところに注意が必要なのでしょうか。

NG洗顔だと、化粧水の浸透を邪魔することも

スキンケアのファーストステップは洗顔です。
そもそも洗顔をする目的は、肌に付着している汚れや古くなってしまった皮脂や角栓を取り除くことです。これはもちろん皆さんもご存知ですね。しかし、洗顔にはもう一つ大切な目的があります。それは次に使う化粧水の浸透をよくするために肌の土台を整えることです。つまり、化粧水の持つ機能や入っている成分を余すことなく肌へ届けるには、洗顔がとても重要になってくるということです。特に朝、「外にも出ていないし面倒だから適当に洗おう」なんてことを続けていては、思うような結果はついてきてくれないのです。
どんなに肌に合う化粧水を使っていても、効果が感じられなくては意味がありません。まずは自分が正しい洗顔ができているか、もう一度確認してみてください。

化粧水は、高いものを少量より安いものをたっぷりと

化粧水の目的は「肌に潤いを補給すること」です。そのため、何度か重ねづけする必要があることもあります。直接触ってみたり、なんとなく肌がつっぱる感覚がないかを確かめたりしながら量の調節をします。
しかし、やはり1本何万円もする高級化粧水などを使っていると、「もったいない」という気持ちが勝ってしまい、無意識に量を減らして使ってしまうこともあると思います。しかし、いくら高機能の化粧水でも自分の肌にとって十分な量を使用できないのなら、意味がありません。
値段は安くてもバシャバシャ使って、たっぷり潤いを補給できる化粧水の方が、経済的にも心理的にも安心感があります。そして何より、使用してみると実際に効果を実感できるのです。
自分の肌にはどのくらいの量の化粧水が必要になるのか、また、その量を使い続けられる価格帯のものを選べているのか。そういったところにも気をつけるようにしましょう。

どんな肌にも乳液・クリームは必要不可欠

洗顔後、化粧水をたっぷりとつけたら、必ず乳液・クリームもつけるようにしましょう。化粧水と乳液は、成分や効果は似通っていますが、それぞれ役割が違います。
化粧水はたっぷりと水分を含んでいますので、角質層へ浸透し、肌の乾燥を防いでくれる役割があります。一方、油分が豊富な乳液・クリームは、その水分を逃さないための役割があります。油分を含む成分がお肌に膜を張って、潤いを閉じ込める蓋のような役割をしてくれるのです。
どんな肌タイプでも、乳液・クリームは化粧水の効果を持続させ、潤いを保つためには必要不可欠なアイテムです。
乳液については下記でも詳しく紹介していますので、参考にしてください。

■参考記事
スキンケアの要、乳液の役割とは?乳液・化粧水・美容液の順番も解説

肌タイプ×肌悩みで、自分だけの化粧水の条件を見つけて!

ひとくちにスキンケアと言っても、肌悩みや肌のタイプは千差万別です。10人いれば10通りの正解があります。
そのため、化粧水を選ぶ時は自分の肌タイプと肌悩みを明確にして、それに適したアイテムを選ぶようにしましょう。

肌タイプから見る、化粧水選びのポイント

では具体的に、肌のタイプ別に化粧水を選ぶ際のポイントをご紹介します。自分の肌にどのようなものが合っているのかの指標にすることができますので、チェックしてみてください。

普通肌

水分量、油分共にバランスのとれた肌の状態です。
ベタつきもせず、乾燥も特に気にならない方は普通肌といってよいでしょう。この普通肌の状態になるように目指すのがスキンケアの基本です。普通肌の方は、今使っているスキンケアアイテムが自分に合っているということですので、現状維持ができるようにしましょう。
しかし、秋冬など乾燥するシーズンには、特に保湿に気を配るようにしてください。保湿機能の高い化粧水と普段使いのものを、必要に応じて使い分けることをおすすめします。

乾燥肌

肌の潤いが不足して、粉を吹いたりすることがあれば、それは乾燥肌です。
乾燥肌の場合、「高保湿」とうたうアイテムにすぐに手が伸びがちです。ただし、水分量、油分共に不足してしまっているため、肌のバリア機能が弱くなっている可能性があります。
高保湿アイテムで注意しなければいけないのは、「刺激のある成分が含まれているか」です。いくら高保湿のアイテムだからと言っても、刺激のある成分が入っていては、さらに肌にダメージを与えることにもなりかねません。
注意したい成分は以下のようなものです。

・着色料
・鉱物油
・パラペン
・アルコール
・香料
・ビタミンC誘導体
・ハイドロキノン

なるべく、このような成分を含まないアイテムを選ぶようにしてください。

「えっ?ビタミンC誘導体やハイドロキノンもダメなの?」と思われる方も少なくないとは思います。
しかし、美白成分で有名なこの2つは、実は肌の乾燥を招いてしまう可能性がとても高いのです。
そのため、乾燥肌の方にはおすすめすることができない成分でもあります。もちろん、白い肌になりたいという気持ちはわかりますが、まずはぐっと我慢して水分量を増やすことから始めましょう。

では、逆に積極的に取り入れたい成分はどのようなものなのでしょうか。

・セラミド
・ヒアルロン酸
・トレハロース
・コラーゲン
・リピジュア

上記の成分は肌の水分量をあげるために、とても重要になってきます。特にセラミドは、肌の水分量を決める因子の80%を占めると言われており、このセラミドが不足することで肌は水分を保持する力が弱くなってしまうのです。そのため、まずはセラミドの不足を補い、水分を蓄える肌の力を回復させることが大切です。セラミドにもたくさん種類がありますが、特におすすめなのはセラミドI・II・IIIです。参考にしてみてください。

乾燥肌の方は、以下の2点に気をつけるようにしてください。

・刺激成分・乾燥成分を避けること
・必要な成分が入っているか確かめること

脂性肌

水分量は問題ないけれど、皮脂が多く分泌されてしまうのが脂性肌です。
皮脂のおかげでベタつきが気になり、ついさっぱりしたものを選びがちになると思いますが、実はこの脂性肌には要注意。
なぜならインナードライである可能性があるからです。脂性肌は皮脂の過剰な分泌が原因で引き起こされますが、インナードライの原因は乾燥です。この2つはとてもよく似ているので、間違ったまま効果のないスキンケアを続けてしまっている方も少なくありません。一度自分が本当に脂性肌なのか確認してみることをおすすめします。

脂性肌の場合は、皮脂が出過ぎないようにコントロールしてくれる化粧水を選ぶことが重要です。
美白成分でもあるビタミンC誘導体は、皮脂抑制作用があり、毛穴の開きや色素沈着にも効果が期待できますので、積極的に取り入れるようにしたいですね。また、数多く種類のあるビタミンC誘導体の中でも「APPS」というものが特におすすめです。
APPSは水とも油とも親和性が高いために、肌への浸透率が他のものと比べて高いのが特徴です。皮脂が多く分泌されてしまう肌にも効率よく成分を届けることができるというわけです。

また脂性肌の場合、外部からの刺激や肌の潤い不足を補うために皮脂が過剰に分泌されてしまっていることも多いため、きちんと肌の水分量を保持する必要があります。

・セラミド
・ヒアルロン酸
・コラーゲン

…といった成分は、肌の水分量を高めるのに大きな役割を担っています。化粧水を選ぶ際は上記のような成分が入っているかどうかを確認するようにしてください。

また、脂性肌は毛穴から分泌される皮脂のせいでニキビができやすくなってしまいます。

・グリチルリチン酸2K
・サリチル酸

上記のようなニキビに効果のある成分が入っているかどうかも重要です。ニキビのできやすい肌には、アルコールなどの刺激が強い成分はない方がよいでしょう。
脂性肌の方は、以下のポイントを重視してください。

・保湿成分・皮脂コントロール成分の有無
・ニキビに効果のある成分の有無
・刺激成分が入っていないもの

上記の基準で化粧水を選ぶとよいでしょう。

混合肌

おでこや鼻といったTゾーンには皮脂が多いのに、頬は乾燥、もしくは皮脂が気にならないという肌が混合肌です。日本人が持つ肌質で最も多いと言われています。
2つの肌質が混在する混合肌ですが、つい皮脂のベタつきの方に気を取られてしまい、しっとりよりもさっぱりした使い心地の化粧水を選んでしまいがちではないでしょうか。
しかし、ここはしっとりタイプの化粧水を選ぶのが正解です。カサカサもベタベタも、実は肌の水分量不足が原因になっていることが多いのです。
さっぱりした使い心地のものは、清涼感を出すために「エタノール」を多く含んでいることが多く、これが乾燥の原因になってしまうことがあります。そのため、余計な肌トラブルまで招いてしまうことがあり、おすすめできません。
これまでもおすすめしてきた保湿成分であるセラミドやヒアルロン酸、コラーゲンといった成分が入っている化粧水を選ぶようにしてみてください。
また、ベタつきの気になるTゾーンと、気にならないその他のゾーンとで化粧水を使い分けることもおすすめです。

敏感肌

すぐにヒリヒリしたり、肌が赤くなってしまうことが多いあなたは、敏感肌かもしれません。この敏感肌も、実は乾燥が原因であることが多いのです。
乾燥によって肌のバリア機能や水分を溜め込む力が弱くなると、肌が薄くなったり外部からの刺激に弱くなったりしてしまいます。しかし、これは年齢を重ねることで誰の肌にも起こってしまう変化です。乾燥は肌のエイジングを早めてしまい、乾燥肌を招くことになってしまうのです。
そうならないためにも、敏感肌の方は「アンチエイジング」をうたっている化粧水を使うと効果的です。
具体的な成分としては、以下のようなものです。

・セラミド
・プロテオグリカン
・プラセンタエキス
・コラーゲン
・ヒアルロン酸
・ナールスゲン

…といったものがおすすめです。
また、乾燥肌をはじめ、ほかの肌タイプでも紹介したように刺激の強いアルコールやパラペンなどの防腐剤、合成着色料や香料の入っていないものを選ぶことも重要です。
「まだエイジングケア化粧品を使う年齢じゃないんだけど…」と思うかもしれませんが、アンチエイジングは早めに行うが吉です。うたい文句に惑わされず、成分で化粧水を選ぶようにしましょう。

肌悩みは、原因や有効成分を知ることが解決の第一歩!

肌のタイプ別におすすめの成分や注意したい選び方のポイントなどを紹介しましたが、ここでは肌の悩み別にその原因と有効な成分を紹介します。

毛穴

毛穴のないツルツルの肌は女性の憧れですよね。しかし、ポツポツ毛穴や黒ずみなどは一体何が原因なのか正しく理解している方は少ないかもしれません。

毛穴には「炎症毛穴・メラニン毛穴」「詰まり毛穴」「たるみ毛穴」という3つの種類があり、それぞれに原因があります。
まずメイク落ちなどが気になる「炎症毛穴・メラニン毛穴」は、過剰な皮脂分泌によってメラニンが沈着して起きるものをメラニン毛穴、ニキビが原因でクレーター状に残ってしまうものを炎症毛穴と言います。いずれも皮脂、炎症が関係しています。
皮脂の分泌が過剰な場合は、洗顔のやりすぎや保湿不足といったことが原因になっていることが多いです。そのため、洗顔は1日3回以上行わない・保湿をしっかりするといったことで改善が期待できます。

先にも紹介したように皮脂のコントロールをする成分として、APPSというビタミンC誘導体はとても有効です。またエラスチンは肌のハリや弾力をアップさせてくれる成分なので、毛穴を目立たなくしてくれます。
ビタミンA酸は肌の角質を柔らかくする力を持っており、肌の乾燥を防止します。キメの細かいふっくらした肌にしてくれるので、開いてしまった毛穴に有効です。また、フルーツ酸はピーリング効果で肌のターンオーバーを正常に戻し肌の代謝を活発にする力があります。
開いてしまった毛穴をもとに戻すには、肌のハリをとりもどしてくれる作用のある成分が大切です。

ニキビなどの原因になってしまう「詰まり毛穴」は、メイク汚れや皮脂がきちんと取り除かれないことが原因で引き起こされます。これがいつまでも改善されずにいると、白い角栓が酸化によって黒くなりいちご鼻の状態になってしまいます。
この角栓は、皮脂と汚れが混ざり合ったものです。そのため、皮脂コントロールのできるビタミンC誘導体や、肌の再生能力を補助してくれるプラセンタなどの成分が有効です。またアミノ酸は、血液の循環をよくしたり、コラーゲンの生成を促してくれる優れものです。角栓の詰まりにくい肌に導いてくれるため、黒ずみや詰まりで悩んでいる方におすすめです。
古い角質や油を溶かしてくれるサリチル酸を使うのも、毛穴の詰まりや黒ずみを予防するには取り入れたい成分ですね。

「たるみ毛穴」は加齢や筋肉の衰え、肌のハリが失われることによって涙型や縦長の毛穴ができてしまっている状態です。
このタイプの毛穴には、肌の保湿の8割を担っているセラミドが効果的です。セラミドを補うことで、肌の水分含有力が回復し多くの潤いを保つことができるようになります。
また、ハリのある肌にとってはプラセンタやコラーゲンも欠かすことのできないものです。ハリを生み出す成分の生成を助けてくれるため、たるみ毛穴の改善にはとても効果があります。シワ対策としてよく使用されているコエンザイムQ10も高い抗酸化作用があるため、加齢によるたるみ毛穴のケアとして有名ですね。

自分の毛穴がどのタイプに当てはまるかを確認し、有効成分をうまく毎日のスキンケアに取り入れてみてください。
毛穴については、下記でも詳しく説明していますので、参考にしてください。

■参考記事
憧れの毛穴レス肌を手にいれる!毛穴対策に使って欲しいスキンケア

乾燥

先ほども述べたように、乾燥は肌の水分量が十分でない時に起き、それがさまざまな肌トラブルの原因になってしまいます。そのため、乾燥はすべての肌トラブルの根源と言っても過言ではありません。
乾燥の起きる原因としては大きく2つあり、1つは加齢などによる肌の水分量が低下してしまうこと、もう1つは保湿不足です。
年齢を重ねるごとに肌の天然保湿因子であるセラミドは少なくなっていきます。そのため、セラミドの量をなるべく減らさないことで肌の水分を保有する力を弱らせないように気をつけるようにしましょう。
セラミドにはたくさんの種類がありますが、中でもセラミドⅡは、保湿効果が高くトリートメントなどの成分としても活躍しています。
もう1つは、化粧水やクリームなどのスキンケアアイテムによる保湿をしっかり行うことです。ヒアルロン酸やコラーゲンといった高保湿成分を取り入れ、適量を使用することで乾燥を防ぐことができます。また、空気が乾燥しやすいシーズンは油分のあるクリームを使うなどして気をつけましょう。
乾燥については、下記でも詳しく解説しています。ぜひ、参考にしてください。

■参考記事
目指せうるうる肌。乾燥肌を改善するスキンケアと潤い成分たっぷりの優秀アイテム

美白

白く内側から発光しているように輝く肌には、やはり憧れますよね。
そんな肌になるために有効なのは、プラセンタエキス、ビタミンC誘導体、コウジ酸、アルブチン、エラグ酸、トラネキサム酸、アルブチンといった「美白有効成分」と呼ばれるものです。
しかし、この美白有効成分には肌を白くする、いわゆる「脱色作用」のようなものはありません。厚生労働省が認可している美白有効成分の定義というのは、「メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐもの」もしくは、それに類似した作用を持つものです。
したがって、美白有効成分の主な役割は「予防」にあるということです。もちろん未来のシミやそばかすを予防することは大切です。しかし、輝くような肌を目指しているなら、肌の水分量をあげることと、ターンオーバーを正常化することが重要と言えます。
そのためにはセラミドやヒアルロン酸、ビタミンC誘導体といった成分を取り入れるとよいでしょう。

また、既にできてしまったシミやニキビ跡の色素沈着などが気になる場合は、ハイドロキノンという成分がとても有効です。「肌の漂白剤」と呼ばれるほどに、シミやそばかす、肝斑に効果を発揮するハイドロキノンですが、高い濃度のものは医薬品として取り扱われるため、医師の処方箋が必要になることがあります。
美白有効成分の多くは、肌の中でシミの原因となるメラニンが活発になるのを防ぐ作用があるので、肌を守るために日焼けをしないように気をつける必要があります。
メラニンは美白には大敵ですが、一方で肌を守る働きもあります。メラニンの生成を防ぐ化粧品を使用して日焼けしてしまうと、シミを増やしてしまうことになりかねません。
美白については、下記でも詳しく解説しています。ぜひ、参考にしてください。
*No.16へのリンク

ニキビ

ニキビは思春期にできてしまうものと、大人になってからできるものでは原因が異なります。
思春期にできるニキビの多くは男性ホルモンの増加によって引き起こされる皮脂の過剰な分泌が原因です。本来は28日周期で行われる肌のターンオーバーが正常に行われずに毛穴の角質が厚くなるために皮脂が毛穴に詰まってしまいます。するとそこに皮脂をエサにしているアクネ菌が繁殖、毛穴は炎症を起こしてニキビになってしまうというわけです。
一方、大人になってからの肌にできてしまうニキビの多くは、思春期のように単純に毛穴が詰まっているから起きるわけではありません。ストレスや心身のコンディションが大きく影響しています。大人ニキビに関しては食事や生活習慣の見直しが有効です。
スキンケアとしては、漢方で有名な甘草の根っこに含まれている成分の「グリチルリチン酸ジカリウム」、女性ホルモン優位の状態を作り出すことができる「イソフラボン」が有効です。また、赤くなって痛いニキビの炎症原因である、活性酸素を取り除くことができ、ニキビ跡や色素沈着にも効果が認められる「フラーレン」が入ったアイテムもおすすめです。
ニキビにも白、赤、黒といった種類がありますのでそれぞれに合わせたケアが必要になってきます。
特に白や黒ニキビが炎症を起こした赤ニキビは、とにかく刺激を与えないケアが重要です。先ほど説明したグリチルリチン酸ジカリウムを配合した洗顔や、化粧水を使って優しくケアすることでクレーターのようなニキビ跡が残ることを防ぐことができます。

エイジング

アンチエイジングの基本は、乾燥を防ぐこと=肌の水分含有量を減らさないことです。
私たちの体には、生まれた時には豊富に水分を保有することのできる成分が存在していますが、30代、40代と年齢を重ねるごとに、その成分は生成される量が減っていってしまいます。そのため、潤いを保つための成分を補充する必要があるのです。その代表的な成分が、

・ヒアルロン酸
・アルブチン
・プラセンタ
・セラミド
・エラスチン
・レタノール
・アミノ酸

…などです。

これらの成分が不足することで、シミやシワといったトラブルが発生してしまいます。
特に注目したいのはアミノ酸です。私たちの体や髪、肌はタンパク質でできていて、そのタンパク質を作るためには数種類のアミノ酸が必要です。したがって、アミノ酸が不足すれば肌の原料となるタンパク質が生成されなくなってしまい、美肌からは遠ざかっていってしまいます。
もちろん、このような成分は、毎日の食事やサプリメントによって体の中に摂取することはできますが、その多くは肌にたどり着くまでに他の臓器に吸収されてしまうことがほとんどです。そのため、このようなアンチエイジング効果のある成分を配合したスキンケアアイテムで、直接肌に栄養を届けることが重要になってきます。足し算的な栄養素や成分だけではなく、肌を作るベースとなる基本成分にも目を向けることが、エイジングケアがうまくできるかどうかの鍵となるのです。
アンチエイジングは、シミやシワといった気になる部分が出てくる前に行っても問題ありません。むしろ未来に向けて早い段階から予防を行うのは、美肌を長く保ち続けるためには必須と言えるでしょう。

【肌タイプ】×【代表的な肌悩み】ごとに、おすすめの化粧水をご紹介

ここまで肌のタイプと肌悩み、それぞれの原因や解決するために有効な成分などを解説してきました。
ここからはより具体的に、肌タイプと肌悩みのセットと、おすすめの化粧水を紹介していきます。これまでぴったり合う化粧水が見つからなかった方も、より効果のある化粧水をお探しの方も、ぜひ参考になさってください。

普通肌~乾燥肌×毛穴

アーチチョーク葉エキスでさまざまなタイプの毛穴に働きかける「アンサージュ アーティローション」

アンサージュ アーティローション(山田製薬株式会社)
■容量:150ml
■価格:4,700円(税抜)

10億分の1メートルというとても小さな単位のカプセルを使用した、ナノカプセル処方により角質層の隅々へ有効成分を届けることができるスキンケアアイテムです。
可能な限り贅沢に自然由来の成分を配合しており、ベタつかないのにしっとり潤って乾燥や毛穴のトラブルを解決してくれます。NF-κB(エヌエフカッパービー)というタンパク質が過剰に増えることが毛穴エイジングの原因であると突き止め、その過剰増殖を抑えるためにアーチチョーク葉エキスを使用しています。
乾燥と毛穴トラブルはリンクして起こる肌トラブルですので、お悩みの方はぜひ使ってみてください。

普通肌~乾燥肌×美白

「エリクシールホワイト クリアローション C」は4MSKとコラーゲンで保湿しながら美白を叶える

エリクシールホワイト クリアローション C(資生堂)
■容量:170ml
■価格:4,000円(税抜)

白く輝く肌を手に入れるためには、やはり美白有効成分の入ったスキンケアアイテムは欠かせません。しかし、美白をうたうアイテムは肌の乾燥を招くことも多々あり、特に乾燥肌でお悩みの方には手が出しづらいこともあります。エリクシールホワイトは両立が難しかった美白と保湿を叶えたアイテムです。さっぱり、しっとり、とてもしっとりの3タイプから自分の好みやシーズンに合わせて、使い心地のいいものを選ぶことができます。肌馴染みのよさや、高い保湿力から長年愛用している方も多い名品です。

普通肌~乾燥肌×ニキビ

乾燥と大人ニキビに効く成分が入っている「ファンケル アクネケア 化粧液」

アクネケア 化粧液(ファンケル)
■容量:30ml
■価格:1,500円(税込)

ニキビの原因となる皮脂の過剰な分泌をコントロールしながら水分と油分のバランスが整った肌へ導いてくれます。大人ニキビにも思春期ニキビにも使えるので、繰り返しニキビができてしまう方におすすめです。
現在できてしまっているニキビだけではなく、今後できてしまうであろうニキビや、ニキビ跡で悩みを抱える方にもおすすめです。ニキビのできやすい肌はバリア機能が弱まっているため、刺激となる可能性がある成分を使わない優しいスキンケアアイテムを使う必要があります。そのため防腐剤・合成色素・香料・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤一切不使用の無添加化粧水である、こちらの商品がおすすめです。

普通肌~乾燥肌×エイジング

ヒアルロン酸やコラーゲンなどが乾燥肌にハリをもたらす「無印良品 エイジングケア化粧水・高保湿タイプ(大容量)」

エイジングケア化粧水・高保湿タイプ(大容量)(無印良品)
■容量:400ml
■価格:2,305円(税抜)

化粧水はその主成分の多くを水が占めています。主成分であるからこそ、無印良品エイジングケア化粧水は、その水にもこだわって商品を開発しています。岩手県釜石の天然水を使用しており、そこに10種類もの天然美肌成分を配合、加えて5種類の機能成分も入ったこだわりの化粧水です。
高い保湿効果と肌の引き締め効果を持つアルニカ、ハリとツヤを与えてくれるザクロをはじめ、木苺、桃、ローズ、カミツレ、レモン、杏、トウキンセンカ、ラベンダーの自然由来の美肌成分が入っているので、無香料なのにふわっと優しい香りを感じることができます。
また、リピジュア®、アセチルヒアルロン酸Na、加水分解コラーゲン、水溶性コラーゲン、ヒアルロン酸Naといった保湿には欠かせない成分も贅沢に配合しているため、水分が不足してしまった肌にも、しっかり潤いをキープしてくれるのが特徴です。乾燥の原因となるアルコールが入っていないので、つけ心地も優しいと口コミの評判も上々。400mlと大容量なのにコスパがよく、高品質なこともあり高い人気があります。

脂性肌×毛穴

さっぱりした使い心地で角質に働きかける「草花木果 透肌化粧水・竹(さっぱり)」

草花木果 透肌化粧水・竹(さっぱり)(キナリ)
■容量:180ml
■価格:2,800円(税抜)

角質が硬くなってしまうと、ハリが失われてしまうので毛穴が目立ってきてしまいます。正常にターンオーバーが行われなくなった肌の角質を、排出する力をサポートしてくれるのがアミノTGという成分です。植物の中に存在する自然由来の成分なので、安心して使うことができます。また、ピーリング剤のように無理に剥がすのではなく、肌が本来持っている力のサポートをしてくれるため、肌の機能そのものを高めてくれる優れものです。「清潤環植物成分」という草花木果が独自に開発した成分配合で、肌のめぐりをよくしたり十分な潤いをキープする効果があります。人工香料を使用していないので、天然素材のやわらかな香りで毎日のスキンケアタイムにしっかり、リラックスすることができますよ。

脂性肌×美白

親油性のビタミンC誘導体(APPS)が高濃度配合で美白に効く「VC100エッセンスローションEX」

VC100エッセンスローションEX(ドクターシーラボ)
■容量:150ml
■価格:4,700円(税抜)

美肌成分の代表格であるビタミンC誘導体の中でも最も肌への効果、浸透がよいとされるAPPSを高濃度に配合した贅沢な化粧水です。さらに、もともと小さな加水分解コラーゲン分子を発酵させて分解し、より小さな分子にすることで肌への吸収率をアップさせることに成功しています。実に44種類ものパワーアシスト成分が入っているので、これ1本で毛穴やハリ不足・乾燥やくすみといった肌の悩みに多角的なアプローチをかけることができます。
また、鉱物油・パラペン・アルコール不使用で無香料、無着色と肌のことを考えた優しいつくりになっています。ノンコメドジェニック済みなので、ニキビができやすい方でも比較的安心して使うことが可能です。柑橘系のさっぱりした爽やかな香りを楽しむこともできますよ。

脂性肌×ニキビ

100%オイルカットのシリーズだから、さっぱりとニキビケアができる「オルビス 薬用 クリアローション」

オルビス 薬用 クリアローション(オルビス)
■容量:180ml
■価格:1,500円(税抜)

脂性肌でニキビができやすい方は、ベタベタした使い心地のスキンケアアイテムはできれば避けたいというのが本音ではないでしょうか。オルビス薬用クリアローションは、100%オイルカット仕様なのでニキビのできやすい方でも安心して使うことができます。
生理前などは肌のバリア機能が弱ってしまうことでニキビが発生しやすくなってしまいます。紫根エキスは肌のバリア機能を高めてくれる力があり、周期的に繰り返してしまうニキビや肌荒れに対して対抗し、強い土台を整えてくれます。良心的な価格で、無理なく高品質の商品を使い続けられることも長年多くの女性たちから支持を集めている理由です。好みに合わせてさっぱり・しっとりが選べるのも嬉しいですね。

混合肌×乾燥

皮脂も乾燥も同時にケアできる「キュレル 皮脂トラブルケア 化粧水」は混合肌の保湿にぴったり

キュレル 皮脂トラブルケア 化粧水(花王)
■容量:150ml
■価格:1,500円前後(コスメクリップ調べ)※1

普段はTゾーンのベタつきが目立つけれど、乾燥の気になる秋冬などのシーズンは、頬のカサつきに悩まされるという方に、おすすめしたい商品です。
キュレルと言えば敏感肌向けの商品で有名ですが、皮脂の過剰な分泌をコントロールしてくれる機能もあるので、混合肌の方にも使ってみてほしいスキンケアブランドです。無香料無着色でアルコールフリー処方なので、使い心地も優しく肌馴染みもよいと評判です。肌の水分量を決めるセラミドも配合されており、しっかり潤いをキープしてくれて、あとからつける美容液などがなじみやすいように肌の調子を整えてくれます。ノンオイリー処方なので、Tゾーンのベタつきを避けたい混合肌でも使い勝手は抜群です。

混合肌×ニキビ

不安定な混合肌でもみずみずしく肌荒れを防いでくれる「アルビオン 薬用スキンコンディショナー エッセンシャル 」

アルビオン 薬用スキンコンディショナー エッセンシャル (アルビオン)
■容量:110ml
■価格:3,500円(税抜)

ハトムギエキスを配合し、潤いに満ちた肌を守ってくれる老舗有名メーカー、アルビオンのスキンコンディショナー。なんと1974年の誕生以来、「スキコン」の愛称で呼ばれ、今でも変わらない人気を誇り、多くの女性から愛されている名品です。
皮脂によるベタつきはもちろん、肌の引き締め効果やさっぱりと清涼感のある使い心地も、ニキビで悩む方に支持される大きな理由です。また、水にも油にも親和性の高いオイルを使っており、肌の隅々まで余すことなく潤いを届けることができます。そのため、乾燥からくる皮脂の過剰分泌やニキビを予防することができるのです。皮脂をコントロールするスキンケアアイテムは、さっぱりした使い心地の反面、十分に潤わないというデメリットがあることも少なくありません。しかし、こちらの商品はアルビオン独自の超微粒子オイルを使っているので、さらりとした触り心地なのにしっとり潤っている実感を味わうことができます。20年にもわたる研究の結果たどり着いたアルビオンの傑作は試す価値ありです。
110ml、165ml、330mlと各サイズを取り揃えていますので、お好きなサイズを選んでください。

敏感肌×美白

敏感肌の美白は圧倒的な支持を集める「サエル ホワイトニング ローション コンセントレート 」

サエル ホワイトニング ローション コンセントレート(ディセンシア)
■容量:125ml
■価格:5,000円(税抜)

美白有効成分は乾燥を招く可能性があり、刺激に弱い敏感肌の方は手を出しにくいことが多々ありました。しかし、こちらのアイテムは敏感肌の方でも我慢することなく、美白ケアを楽しむことができるのです。
水溶性の保湿成分であるグリセリンに、油となじむ性質を加えた高浸透グリセリンを配合しているため、浸透力と保湿力のどちらも高いレベルで保つことに成功。肌の隅々まで潤います。また、ヒト型セラミドの中に保湿成分をぎゅっと閉じ込めたカプセル「セラミドナノスフィア」は通常のセラミドの約20分の1というサイズ。この小さなカプセルが肌に浸透した瞬間にほどけて、乱れてしまったセラミド配列を整えて保湿効果をアップさせてくれます。
乾燥などの外部ストレスがかかると、活性酸素が生成されてしまい肌内部で炎症になります。その結果、メラニンを過剰に作り出してシミができます。ストレスから発生するシミはなかなか薄くなりにくく、美白効果を感じられない方も少なくありません。しかし、このアイテムはそんなストレスによるシミ発生のメカニズムにも対応しており、今まであまり美白効果を感じられなかった方にもおすすめです。
ジンセンXをはじめ、パルマリン、ムラサキシキブエキスといった成分が乾燥によって弱った肌の血行を促進し、バリア機能を回復して、メラニンを抑制・活性酵素を分解してくれます。その結果、明るくくすみのない肌へと導いてくれるのです。合成香料や着色料を使っていないので、敏感肌にも優しい化粧水です。

敏感肌×ニキビ

グリチルリチン酸ジカリウムが優しくニキビ肌に働きかける「ビーグレン クレイローション」

ビーグレン クレイローション(ビーグレン)
■容量:120ml
■価格:3,700円(税抜)

ドクターズコスメで有名なビーグレンのニキビ対策ラインです。どんなコスメやスキンケアを使っても肌荒れしてしまうという方に試してみてほしい人気のアイテム。
ニキビができてしまう状態の肌は、バリア機能が弱まっている証拠です。それに加えて敏感肌ということは、日焼けや乾燥といった外部からの刺激は、できるだけ受けないようにしなければいけません。
ビーグレンは、古くからニキビに有効とされているグリチルリチン酸ジカリウムに加えて天然のクレイを使って肌を保護しながら外部の刺激を防ぐ「うるおいのひと膜」に注目しています。天然のクレイが肌表面に作り出すこの膜は、外部から受ける刺激から肌を守り、環境の変化に負けない健やかな肌を保ってくれるのです。カミツレエキス、ヒアルロン酸、納豆エキス、オウゴンエキスといった成分を配合しており、敏感な肌をトラブルから守ります。うるおいのひと膜がバリアにも、保湿にもなってストレスに強い肌へと導いてくれますよ。

敏感肌×エイジング

セラミド&コラーゲンがハリ肌にする「ディセンシア アヤナス ローション コンセントレート」

ディセンシア アヤナス ローション コンセントレート(ディセンシア)
■容量:125ml
■価格:5,000円(税抜)

肌が敏感になってしまうのは、何もシーズンや環境のせいだけではありません。年齢を重ねれば同じように肌もエイジングが進み、若い頃には感じなかった不調が出てくることが多いはずです。そんなエイジングによって引き起こされる敏感肌に有効なのが、アヤナス ローション コンセントレート。私たち人間が持っているセラミドと同じ構造をしているヒト型セラミドを本来の20分の1という小さなカプセルにすることに成功。浸透力が4倍になりエイジングの根本的な原因ともなる、乾燥に負けない肌作りをサポートしてくれます。パルマリン、ジンセンX、ビルベリー葉エキスといった3つのエキスからなるストレスバリアコンプレックス®はディセンシアのオリジナル成分で、ストレスによる肌のエイジングを食い止めてくれます。とろみのある濃密なテクスチャーで、乾燥しがちな年齢肌にじんわりと潤いを補います。生理前や外部刺激などで揺らいでしまいがちな肌のコンディションを整え、安定感のある肌の土台を作ることができます。年齢を重ねても、安定感のある肌は、自信を持ち続けられますよね。合成香料は不使用、ラベンダーとゼラニウムの自然な香りがスキンケアの時間をリラックスタイムに変えてくれるので、毎日のケアが楽しみになります。リラックスしながら毎日変わっていく肌を触るのも気分が上がるはずです。

まとめ

ひとくちに化粧水と言っても配合されている成分によって効果のある肌悩みが違ったり、肌悩みの原因がこれまで考えてきたものとは違ったと思われた方も少なくないのではないでしょうか。肌悩みの原因や解決に有効な成分など、知れば知るほどスキンケアの世界は奥が深いものだと感じていただけたかと思います。
化粧水は洗顔で余分なものを落としきった肌につける最初のスキンケアアイテムです。だからこそ肌のタイプや悩みに合わせて効果の出るものを厳選することが大切なのです。このコラムをきっかけに、まずは自分の肌にはどんな美容成分が必要なのかもう一度考えてみていただければと思います。今まで、なんとなくどれも同じと思って化粧水を選んでいたなら、これを機にぜひ、じっくり自分の肌と相談しながら納得のできる商品を選んでみてください。今回紹介した化粧水は、トライアルキットとしてライン使いで試すことのできるものもあります。ぜひ気になったものがあれば実際に手にとって使ってみてくださいね。
一見遠回りなように見えますが、まずは知識を得ることが美肌への一番の近道です。毎日コツコツ頑張ってみんなで一緒に憧れの肌を手に入れましょう。

※1:2018年11月に調査した販売価格になります。購入する際の販売価格と異なる場合がありますので、金額をよくご確認の上ご購入ください。

2018.11.22


これいい!!と思ったらシェアしよう